「羽毛布団は、打ち直し(リフォーム)できますか?」
「今持っている羽毛布団は打ち直すべきですか?買い替えるべきですか?」

このようなお問い合わせを、たくさんの方からいただきます。
値段は高かったものの、新しく買うべきか、リフォームすべきか…なかなか分かりませんよね?

答えとしては、どんなものでも打ち直しできるという訳ではありません
また、打ち直しすべきか買い替えるべきかは、羽毛布団によって1枚ずつ異なります

そこで、年間10,000枚以上打ち直し実績のある当社が、打ち直しすべきか買い替えるべきかをご説明いたします!

打ち直しできない羽毛とは?

まず、打ち直し自体ができない羽毛布団があります。
当店では打ち直しができるかどうかについて、次の基準を独自に設けています。

  • 打ち直し可能な羽毛‥ダウン70%以上(フェザー30%以下)のもの
    ※理想は80%以上が望ましい。
  • 打ち直し不可の羽毛‥ダウン70%未満(フェザー31%以上)のもの

この基準は、羽毛布団のサイドに付いているタグや品質表示ラベルを確認することで判断できます。

羽毛布団品質表示
打ち直し承れない羽毛布団がございます

ダウン率とは?

羽毛には「ダウン」と「フェザー」の2種類が含まれています。

ダウン

タンポポの綿毛のようにフワッとしたもの

フェザー

いわゆる「羽根」

ダウン率とは、これらの割合を示したものです。
ダウンの割合が高いほど、羽毛のボリュームが大きくなり、保温性が高くなります。

ダウン率の低い羽毛布団は、買い替えをオススメする3つの理由

ダウン率が低い羽毛布団の場合に買い替えをオススメする理由は、大きく分けて次の3つです。

①フェザーは再生できない
フェザーはダウンと異なり、洗浄しても再生が難しく、リフォームには適しません。

②フェザーが多いと傷みやすい
フェザーの割合が高いと、使用年数とともにダウンと絡まりやすく、毛玉状になりやすくなります。

③新品よりも打ち直し金額の方が高い
ダウン70%未満のダウン率の低い羽毛布団は新品の値段が安く、新品よりも打ち直し金額の方が高くなるケースがございます。

つまり、再生できず、傷みやすく、新品よりも打ち直しの金額が高い

以上の3つの理由により、ダウン70%未満の場合は打ち直しできず、よほど想い入れのある羽毛布団は別として、基本的には新品への買い替えをオススメしています。

ダウン80%以上の場合、打ち直しがオススメ

ダウン80%以上の場合は、どのような羽毛布団でもリフォームは可能です。
ただ、長年の使用により羽毛がとても傷んでいると、使用できる量は減ってしまいます。
そのため、羽毛の傷み具合によって新品への買い替えをオススメする場合もございます

羽毛布団打ち直しはこちらからご説明
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