羽毛布団打ち直し、生地の違いについて教えてください。
羽毛布団の側生地は羽毛自体の柔らかさ、かさ高を生かすために、薄手でソフトな生地が望ましいとされています。
綿100%
天然繊維。吸湿性、放湿性、透湿性があり、さらっとしていて年中快適に使える利点があります。近年ではやや高価になってきており、原料の産地や品種、番手によって品質には差があります。「番手」と、織りの種類ツイル、サテンなどと組み合わせて表示されます。番手は数字が大きくなれば細くなりしなやかになります。
TTC
テトロン/テトロンコットンの略でポリエステル85%、綿15%のポリエステルの比重が大きな混成比率の側地になります。軽さに特化し、安価になります。しかし、綿100%に比べ蒸れやすくなっています。
生地(糸番手)について
当社で使用している生地は、綿100%の60番手~100番手、軽量タイプのポリエステル85%綿15%(TTC)です。
糸の番手が大きいほど柔らかく高級な生地になります。
※TTCは縦横の糸番手が違います。縦糸75d(デニール)、横糸45番手を使用。75dは約70番手。
糸番手とは
紡績した糸の太さを表わす単位で、一定の重量に対して、長さがいくらあるかで表わし、綿番手、毛番手、麻番手などがあります。番手数が大きいほど糸の太さは細くなります。
綿番手の1番手とは、重さが1ポンド(453.6g) で長さが840ヤード(768.1m) あるものをいいます。