入荷チェック
1枚1枚布団を広げ、側生地をはぎます。中の綿の状態チェックし、カルテに書き留めます。
布団の状態をチェック カルテに記入
打ち直し
打ち直しする前に布団を洗浄し汚れ・ダニを洗い流します。
打綿機と呼ばれる機械でお客様の綿布団を一度バラバラに荒打ちしてほぐしなおします。その際、足しわたを一緒に機械にかけます。むらなく混ぜ合わすために熟練した技術も要される重要な工程になります。
カード機と呼ばれる機械で、ほぐした綿の繊維を整えながら、薄く幾重にも重ねてシート状にします。。キレイ折りたたんで、個別管理いたします。
しっかり丸洗い 足しわたをしてながら解体 シート状に 打ち直しした綿
わた布団作成
台張り1 台張り2
側生地の上に極薄の綿シートを重ねて中綿を形づくります。綿の強度を出すためにタテヨコ交互に敷き、綿と綿の継ぎ目も段差なく均一になるよう丁寧に敷いていきます。敷布団や座布団は体重のかかる部分の綿量を多くして、年月を経てもへこみなく水平に体を保つように仕立てます。
返し1 返し2
布団の種類、重さ、サイズなどに合わせて重ねます。中綿の準備ができたら側生地をひっくり返します。角までしっかり綿を入れます。
縫製 フサ付 和とじ 検針
布団全体を整えたらわた入れ口を縫製し、ふとん綿がずれないよう、綴じ(とじ)作業します。表地と綿、裏地とを”とじ糸”で縫い合わせます。異物が混入していないか検針機で確認し完成です。
羊毛布団作成
筒状にセットした側生地に、成形した羊毛をスライドさせながら側生地入れて行きます。
コンピューター制御のコンフォーターミシンでキルティングします。外周をヘムテープとハイパイル生地で縫い合わせます。