床や畳の上に敷いて、座る時に用いる小さなふとんで、形は、基本的に正方形に近いです。
用途・目的によって様々な種類のものがあります。
掛けふとんや敷きふとんと同様、外側の生地は様々な材質が使われており、中綿は綿、ポリエステル等が使われています。

サイズによって名称が異なります。

大判(おおばん、68cm×72cm)
緞子判(どんすばん、63cm×68cm)
八端判(はったんばん、59cm×63cm)
銘仙判(めいせんばん、55cm×59cm)
小座布団(こざぶとん50cm×50cm)

西洋のクッションとは目的が異なりますので、ふかふかと柔らかすぎるものよりも、ある程度硬めのしっかりした感触の物の方が座りやすいでしょう。

座布団は長方形の理由があります。それは、正座したときに折りたたんだ足を座布団の内側に収めます。膝を合わせた幅より膝下の方が長いため、一般的に幅よりも奥行きが若干長く作られています。

座布団には正面があります。三方にある縫い目がない部分、つまり輪になっている一辺が正面です。

座布団の打ち直しも承ります。